桑の実のグラニテ

プロシュート&いちじく

武蔵小山のイタリアンレストラン、トラットリア デル ヴィコで夕食。
ヒシコイワシのレモンマリネ
トゥーマ(羊乳チーズ)のロースト、甘酢ソース掛け。
パルマ産プロシュート、グリッシーニ、イチジク添え
子羊のトマト煮込みソース、カバティエッティ。を食べた。
カバティエッティは南伊プーリア地方のパスタ。ニョッキの一種であるということだが、小さい。平たいのをクルッと巻いてあって、直径4ミリ長さ10ミリ位かな。モチッとしてる。ところで最近、羊を食べることが多いのだけど、羊の味、若しくは脂って、すごく魅力的。他の脂(油)(鳥の脂とも合う!)、旨みと良く調和するし、とても味が膨らむように思う。今までは香辛料つけてローストしたり、ジンギスカンのように羊だけの味を楽しんできたけど、羊って、他の食材と一緒に調理する方がイインジャない?クリーミーって感じがする。このトマト煮込みもクリーミーな感じがする。オリーブオイルが入っているので乳化するのは当たり前と思うけれど、更に子羊の味が特別なクリーミーさをもたらしている。と思う。で、そのソースがカバティエッティに絡む。とても良く絡む。クルッと巻いてあるからね。しかも、このパスタ、手打ち。こんなちっちゃなパスタを全部、手で作ってるのだ。他にも、いろんなパスタがメニューにあるが、それも全部、ヴィコでは自家製。すごい。テレビ番組「芸能人一万円生活」で、よゐこの濱口が、小麦粉を小さく丸めて、米粒を作っていたのには、あきれたが、作業はあれに近かろうと想像した。フィットチーネと普通のニョッキだけで有り難がっている場合じゃないよ。
さて写真は生ハム、プロシュート。イチジク添えです。ウマい。文句ないっす。
さてさて、表題の桑の実のグラニテ。シャーベットですな。これね、すごく美味しかった。シェフからすれば、なんてことないのだろうけれど。この間、桑の実のジャムを作って楽しんだ僕にしてみれば、大した味でした。イタリア産の桑の実らしい。当然だけど完熟していて、えーっ!桑の実って、こんなに美味しいもんなのー!!!って思った。知らないだけだったんだな。