自家製バジルペースト

MICHIYA2005-09-11

仕事が長引いて夕食を摂る事ができなかった。このまま寝てしまう方が良いのだけれど、お腹がすいて、夜中に目を覚ましたくないので、何か作ることにした。(ヴィコに食べに行くには遅すぎだ。)戸棚の中にハナマサのショートパスタが残っているのを発見。カラーツイスト、賞味期限040914(気にしない)。計ったら180g程あった。ちょっと多いが全部使おう。冷凍しておいた自家製バジルペーストを出して、コップに入れて、パスタを煮る湯に浮かべる。今年はベランダに、たくさんバジルを植えた。それというのも、バジルの種の入った袋がベランダの隅から出てきたから。5年以上前のもので、袋はガビガビで何度も雨に濡れたのか、シミもある。開けてみると種同士がくっついて、塊になっていた。これじゃ芽は出ないだろうと思いながら、蒔いてみたら、植物のチカラ。しっかりとした芽が吹いた。ところでバジルの収穫はどのようにするのがいいのかな?満月の日の朝に摘むと葉にしっかり養分が上がっているので、香りが高い葉が採れる。と聞く。花芽が出たら摘んでおかないと葉が痩せてしまう。とも聞く。問題は花芽がついたら全部収穫してしまうのがいいのか、花芽を摘みつつ、次の満月まで待つのが良いのか、とにかく毎日、状態の良い葉だけを収穫するのが良いのか。わからない。今回は、花芽がつく前に下のほうの良さそうな葉をとりあえず採った。ペーストを作った時、今までは冷蔵庫で保管するのだが、たいていカビさせてしまった。材料を別々に冷蔵しておいて、使う分だけ混ぜ合わせると良いと聞いたこともあるが、それは少し面倒だ。今回は冷凍することにした。作ったペーストをジプロックに入れて、平たく伸ばす。それを何枚も作って冷凍し、使う分だけを折って使うという方法だ。これはけっこううまくいってる。シチリアでのバジルペーストのことをヴィコの後藤シェフに聞いたのだが、松の実や胡桃を使わずピスタチオやアーモンドを使うらしい。それにコショウは入れないんだって。(この辺り小声だった気がする)よし、残りの収穫分はシチリア風で作ってみよう。さて話しを今夜のパスタに戻す。茹で上がったスピンにペーストを和えただけでシンプルに食べようかと思ったが、冷蔵庫に生ハムの切り落としが少し残っていたので、それを刻んでパスタに載せて、パルミジャーノを摩り下ろした。材料、味ともヴィコには遠く及ばないが(当たり前だ)それなりに満足した。夕食抜きだったから、何食べても美味いのだ。