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3ヶ月ぶりの「konotokoro pasta bakari」へのアップ。(この間パスタをまったく食べなかったわけでもないが)
アンチョビとキャベツのタリアテッレ、パン粉かけ。

行きつけのイタリアン「トラットリア・デル・ヴィコ」では、色々な料理にパン粉がかけてあり、常々真似てみたいと考えていた。(イタリアンに限らず、どこのレストランでも、母の料理でもだが)パン粉の香ばしさが素朴な美味しさを演出してくれるし、パン粉が加わると食感の満足度が高い。料理のボリューム感が増すというか。パスタだけ食べるより、フォカッチャなどのパンを一緒に食べて、最後に皿に残ったソースをパンで拭って食べると、かなり満足度が高くなるが、それと同じだ。パスタにパン、うどんとおにぎり、ラーメンライス。主食の魔術というか、口に含むとホッと安堵させてくれると思うのはぼくだけか。ラーメンライスなんて少々脱線ぎみの理屈であるが、ただパン粉が油と相性が良いだけのことであろう。
冷蔵庫にキャベツが残っていたので茹ででアンチョビソースとキャベツと一緒に茹でたタリアテッレと合わせ、パン粉を振った。使ったパン粉は市販のパン粉を炒って、すり鉢で擦ったもの。

少しパン粉をかけ過ぎた。鰹節のようにも見える。
結果はというと、もうパン粉は手放せない。
(今まで使わなかったのはなぜだろう???)