Cook-Off in 伊豆

会場は天城ドームのふるさと広場キャンプ場。「四里四宝」味比べ 食の祭典in伊豆という毎年この時期行われるイベントの一つとして、JDOSクック・オフin伊豆を開催。しかし内容はいつものクックオフとは違う。イベント来場者に野外料理のバリエーションの一つとしてダッチ・オーヴンをアピールし、かつ特産化を目指す鹿肉を鉄鍋で料理して来場者においしい発見をしてもらうといった要望(使命?)が課せられていた。地元の学生中心に活動している「伊豆自然塾」がダッチ・オーヴンで定番料理の丸鳥ロースト、パエリア等を作り、時間差で僕らJDOSメンバーの鉄鍋鹿肉料理を来場者に食べてもらった。
 まず会場で待ち構えていたのは、1頭分の鹿肉。前脚、後ろ脚、背肉。コチンコチンの枝肉を流水で解凍し、手分けして料理ごとにカット、ミンチ。後ろ脚と背中の肉は鉄分たっぷりって感じで赤いけど、前脚はピンクで柔らかく、しかも脂が多いのかヌルヌルしていたのが面白かった。
手動のミンサーで挽いたのだけれど、さすがに鹿は手ごわかった。ミンサーに糸くずのように筋が絡んでハンドルを廻すのにも力がいる。(豚も挽いたけど、こちらはスルスルと簡単。)野生だからか肉に余計な脂まったくなし。それでいて火を通しても、言われたほど硬くならない。硬いというよりしなやかな感じ。むしろ牛の赤身のほうがずーっと硬くなる。確かに独特の香りはするが、柔らかな香りで嫌な匂いではない。むしろハマるかも。今回メンバーが様々に料理したけど、実に扱い易く、それでいて個性があって、とても好きになってしまった。
地元の方が、鉄鍋(ダッチ・オーヴン)で調理するから柔らかくなるんだと言ってたが、もしそうであれば益々定番になってしまうなあ。

JDOSメンバーの鹿料理は、
N竹さんが、鹿肉燻製。
A藤さんが、鹿塩釜、鹿肉竜田揚げ。
S井さんが、鹿肉とサトイモのローストカレー風味。
ぼくは、鹿肉と茸と豆のトマト煮。
下宿人さんが、鹿肉コロッケ。
I上さんが、鹿肉ハンバーガー、鹿肉のデミグラスシチュー
N村さんが、鹿肉のミートローフ。

N村さん、鹿肉のミートローフ     豚バラひき肉を3割ほど入れてマイルドに!
I上さん、鹿肉100%ハンバーガー 病みつきになる美味さ!
I上さん、鹿肉デミグラスシチュー   一口大の鹿肉を地元の野菜といっしょに、市販のデミグラスソースで煮込む。
伊豆自然塾の皆さん。

鹿肉三昧の一日だったが、鹿の祟りか片付け時に思いっきりスネを大きな金属ペグにぶつけてしまう。悶絶。帰りに温泉に入って、事故渋滞を回避しながら帰宅は午後11時半。

今回JDOSメンバーは15名ほどだったけれど、人数少ない分、アットホームでとても楽しかったなー。皆料理好きで、趣味が多彩で引き出し色々あるから話も面白い。年2回のJDOSクック・オフでは、グループごとに料理するけれど、こんな風にみんなでアイディア出しながら手伝って、鉄鍋囲うのもとても楽しい。これからは、ミニクックオフをもっと気軽に積極的にやろう。伊豆の様子はN竹さんもブログってます。http://blogs.yahoo.co.jp/t00052/60786864.html